潮どき

月齢と潮汐の関係——月の満ち欠けが海に与える影響

月の満ち欠け(月齢)が潮汐にどう影響するのか、新月・満月・半月と潮まわりの関係をわかりやすく解説します。

2026.05.28読了約4

「大潮は新月・満月の頃」——これを聞いたことがある方は多いでしょう。しかし、なぜ月の形と海の潮位が関係するのか、そのしくみを正確に理解している方は少ないかもしれません。この記事では月齢と潮汐の関係を図解を交えて解説します。

潮汐は月と太陽の引力で起きる

海面の上下運動(潮汐)は、主に月の引力によって引き起こされます。月は約27.3日で地球を一周しており、月に面した側の海面は引力で引き上げられます(満潮)。その反対側の海面も、地球の遠心力の影響で盛り上がります。

太陽も引力を及ぼしますが、距離が遠いため月の約46%の影響力しかありません。それでも月と太陽の引力が重なるかずれるかで、潮の大きさが大きく変わります。

月齢と潮まわりの対応

月齢(新月を0とした月の経過日数)と潮まわりは、おおよそ次のように対応しています。

  • 月齢 0〜2・13〜17(新月・満月の前後)→ 大潮:月・地球・太陽がほぼ一直線に並び、引力が最大になる
  • 月齢 3〜5・18〜20 → 中潮:大潮から小潮への移行期
  • 月齢 7〜9・21〜23(上弦・下弦の月)→ 小潮:月・地球・太陽が直角に位置し、引力が打ち消し合う
  • 月齢 10・24 → 長潮:潮位差が最も小さい
  • 月齢 11・25 → 若潮:小潮から大潮へ向かう変わり目

新月と満月、どちらが大潮?

新月・満月のどちらも大潮になります。新月は月が太陽と同じ方向にある状態、満月は反対方向にある状態で、どちらも月・地球・太陽がほぼ一直線に並ぶため引力が最大化します。

釣り師の間では「新月より満月の方が釣れる」という声もありますが、これは月明かりによる視界の違いが関係していると考えられています。夜釣りでは特に月の明暗が魚の行動に影響します。

月齢と夜釣りの関係

月齢は夜釣りにも影響します。満月(月齢15前後)の夜は海面が明るく、魚が表層に浮かびにくいとされています。一方、新月(月齢0)の夜は暗いため、常夜灯の明かりに集まる小魚を狙う釣りが有利になります。

潮どきアプリでの確認方法

潮どきでは各漁港の潮汐グラフページに月相絵文字(🌑🌒🌕など)と月齢数値を表示しています。1週間先まで確認できるので、大潮かつ満月の日など、条件が揃った釣行日を事前に計画することができます。

潮どき

全国2,900+の漁港・釣り場の潮汐情報

都道府県や漁港名から検索して、今日の潮汐グラフ・天気・釣果指数を確認しよう。

釣り場を探す →

関連記事