釣具屋の店頭やアプリで目にする「潮汐グラフ」。横軸が時間、縦軸が海面の高さ(潮位)を表した折れ線グラフです。慣れればどこで何時に釣りをするか判断できる便利なツールですが、初めて見ると少し難しく感じるかもしれません。
潮汐グラフの基本構造
潮汐グラフは一般的に1日(24時間)を横軸に取ります。グラフが山のように高くなる部分が「満潮(High Tide)」、谷のように低くなる部分が「干潮(Low Tide)」です。
1日のうちに満潮・干潮は通常それぞれ2回訪れます(半日潮)。ただし地形の影響で1日1回しか訪れない場所(日本海沿岸など)もあります。
縦軸(潮位)の単位と読み方
縦軸の単位は「cm(センチメートル)」です。これは海面の基準点(基本水準面)からの高さを示します。
例えば満潮時「180cm」、干潮時「20cm」と表示されている場合、潮位差は160cmです。この差が大きいほど「潮の流れが強い」状態であり、釣りの活性に影響します。
- ▪潮位が高い=満潮(High Tide):海面が上がり、磯・テトラ周辺に魚が入りやすい
- ▪潮位が低い=干潮(Low Tide):海面が下がり、浅場のポイントが露出する
- ▪潮位差が大きい=大潮:流れが強く、魚の活性が上がりやすい
現在時刻の確認
潮どきの潮汐グラフでは、現在時刻を赤い縦線(リップルアニメーション付き)で表示しています。グラフ上の赤線と潮汐カーブの交点を見れば、今この瞬間の潮位と、これから潮が上げるのか下げるのかが一目でわかります。
日バー・月バーとは
グラフ下部にある橙色の帯が「日バー」で、日の出〜日の入りの時間帯を示しています。紺色の帯が「月バー」で、月の出〜月の入りの時間帯です。
マズメ時(日の出前後・日の入り前後)と潮の動く時間が重なる場所で、釣果が上がりやすい傾向があります。
複数日の比較
潮どきでは最大7日分の潮汐グラフを確認できます。日付を切り替えて「どの日が大潮か」「満潮がマズメ時と重なるか」を事前に確認してから釣行日を選ぶのがおすすめです。